レースレポート[vol.1]
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(ストックエンジン) | |
スクラッチヒート(予備予選) 5位 ヒート(予選) 9位 ファイナル(決勝) (決勝進出ならず) |
待ちに待った今シーズンの第一戦をここHarringtonで迎えました。 GNC750ccクラス史上初めてと思われるスズキSV650エンジンを使用したマシンの状態ですが、フレームが手元に届くのが大幅に遅れたためなんとか形になったのがレースの5日前で、外観・中味ともに完成度は今ひとつといったところです。エンジンがまだ650ccストックのまま等今後まだまだ改良が必要な箇所は多いのですが、翌日のGNCにむけてのテスト走行も兼ねて無理を押して参戦しました。 レース当日は時折小雨がぱらつく悪天候で、トラックコンディションは安定せず、しかもまだまだ苦手意識の残るクッショントラック(砂っぽいフカフカのトラック)での初レースということや、周りに同じマシンが無い為セッティングも決まらないなど多くの不安材料を抱えたままレースはスタートしました。 ですが一旦走り出してみると、苦手かと思われたトラックコンデションもさほど気にならず、マシンもストックの650ccエンジンとはいえ思った以上によく走り、ヒートレースではハーレーワークスの #80 リッチ−・キングやハーフマイルではワークスを食うといわれる #21 ウィル・デイビスなど、そうそうたるメンバーが同じ組のヒートレースに揃う中、少し気後れしてしまったところもありますが、今シーズン初のレースにしては、自分自身良く乗れていたと思います。 タイムもきっちりセッティングをだしてきているであろうワークスの約2秒落ちに留まりました。結果的には残念ながら決勝進出はなりませんでしたが、全く歯が立たないかと思われた750ccクラスにおいて希望の光が見えてきたレースだったと思います。 |
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