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パイクスピークヒルクライムについて


 パイクスピークとは、アメリカ、コロラド州にある標高4301mの山の名前で、1806年にゼビュヨン・モンゴメリー・パイク中尉が発見して、その名が付けられました。

 この山にある、1915年に完成した未舗装のハイウェイを使って、1916年から始ったレースがパイクスピークオートヒルクライムです。今年で78回目を数えるこのレースは、アメリカでインディー500に次いで2番目に歴史のあるレースです。

 スタート地点は標高2862m、ゴール地点は標高4301mで、大小156のカーブを持つ20kmのダートロードを10分少々で駆上がるタイムトライアルレースです。普段は一般有料道路で、頂上まで31kmほど有り、前半11kmが舗装道路で、残り20kmが未舗装のダートロードで、レースは20kmのダート部分を使用して行われます。ちなみに、このダート部分が舗装されないのは、このレースを開催するためだという話です。

 このレースは、二輪部門と四輪部門に分れていますが、二輪部門のクラスは、1998年まではプロとアマチュアクラスがありましたが、1999年よりプロクラスのみの開催となり、250ccクラスと500cc、750ccクラスと、ATVによるクアドクラスとなっています。そのほかにも、エキシビジョンとして、ビンテージバイククラス、サイドカークラスなどがあります。



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