Tauchpanzer 3号潜水戦車




ドイツ人はときどき変な兵器を大まじめで考え、開発してしまう。

それが当たるときもあるが、結局実戦で使われないままになることも多い。

潜水戦車は1940年中頃、あしか作戦(英国本土侵攻)用として開発された。

写真のホースの先にフロートがついており、そこから空気を供給する。

車体は水深15mぐらいのところを航行する、無限軌道で水の中を走るしくみである。

結局作戦は中止され、英仏海峡を渡ることはなかったが、河渡りなんかで活躍したらしい。