使い捨て懐炉を科学する   なんでも実験室へ戻る






使い捨て懐炉はご存じのように鉄の酸化熱を利用したものである。

鉄粉のほかに触媒として活性炭、食塩、水が入っている。

通常の状態では上の写真のように50°C程度である使い捨て懐炉がいったい何

度まで上昇するか調べてみた。


温度上昇の決めては保温と酸素供給である。

中身を取り出し、小さな陶器のすり鉢に入れ、酸素を適時ぶっかけてやった。





なんとか94°Cまで上がったが、これ以上は無理だ。