デジカメで天体写真   なんでも実験室へ戻る



中学生のころは下手な天体写真を飽きもせず撮ったものだ。そのころ使った6cm赤道儀はバイクのタイヤに変わってしまった。

4年ほど前、ビクセンの117mm反射赤道儀の叩き売りに遭遇し、衝動買いしてしまう。
そのあとヘールボップ騒動のおかげで極軸望遠鏡やら自動ガイドのモータードライブなんかも買い込んだ。

前置きが長くなった、今回の実験はデジカメを望遠鏡に付けて天体写真を撮るという物語。




設備は写真の通り。このときは銀塩カメラ(キャノンFTb)を付けている、実はこちらがメインなのだが。
撮影はやまもとさん方式でおこなう。

デジカメはある種一眼レフ的なところもあり、こういう使い方では「写るんです」なんかよりはるかにいい。
まずは永遠のあこがれ、土星をキャプチャー。




前に新着で紹介した画像と同じ、35mmの一眼レフレンズで大体2000mmの望遠相当になっているはずだが。
かろうじて輪が確認できる程度(苦しい)

気分を取り直してお月さま。



こちらは大成功。あらためて月と土星の、地球からの距離の違いを感じる。