へんなカセットブック    くりこま博物館へ戻る


そろそろ世の中がLPからCDになろうとする1985年、変わりゆく時代に逆らうかのようにこんなものが発売されていた。
つボイノリオという、変なDJの出したカセットブックである。



この人、愛知県では知名度96%であるが和歌山では2%、大分では0.6%という結果がでている。(ビデオリサーチ調べ)高度情報化社会に珍しい地域性の高い芸能人である。




中身はこんなかんじ。あやしいカセットが一本と変な本が一冊、とても使えそうにないシールが入っている。これで3000円とは、安いとはいえない価格だがマスプロダクトされてない商品なのでこんなものか。
カセットの中身は聴取者が番組宛に送った替え歌をまとめたもの。内容はちょっと割愛させていただく。
確か3000個ほど作って、かなり売れ残ったと聞く。
製作は「21世紀社」これも怪しい。この12年生き残っているかはなはだ疑問である。