2010年10月〜12月の落書き くりこまあいらんど

12月29日

ふう、どうやらGoogle Earthに自分のパノラマ写真が掲載されたみたいだ。
写真レイヤーにチェックを入れると、本州最南端のあたりに赤い四角をクリックすると橋杭岩が表示される。他にも数カ所upされているようだ。
これでなんとか、グーグルアースとの連携という項目も立ち上げられる。やれやれ。


12月23日

ひそかに500円で購入してあった映画チケットを持って、「ノルウェイの森」を観に行ってきた。
菊地凛子(直子)の演技はよかった。ちょっと頭が逝かれている女の子の雰囲気をうまく出していた。
緑は他に誰かいなかったのか、もうひとつ魅力が感じられなかった。単に僕の好みの問題かもしれないけど。
レイコさんはなかなかいい感じで、小説に出てくる彼女ぴったりのイメージだった。
キズキの排ガス自殺シーンなんかカットしていいから、直子の音楽葬のところはきっちりやってほしかった。
ロケ地はよかったのでいってみたい気がする。この季節ちょっときついかもしれないけど。
兵庫県のど真ん中と香住か、日帰りで行けないこともない。

しかしこの映画、原作読んでないヒトがみても面白いと思うんだろうか。
気心の知れたカップルならいいんだけど、初めてのデートがこの映画で、おまけにどちらかが原作読んでなかったら悲劇だな。


(追記)大学2年の時、生協の売店に積まれていた本を買った(上写真)。
村上春樹が前から好きだった友人は、この本を読んで「エロシーン多すぎ」と嘆いていた。
これに出会う前は「汚れた英雄」ばかり読んでいた。おかげで少しばかり人間的に成長したような気がした。

どうでもいいけど原作者がカメオ出演しているらしい。バーテンダー役で出ているらしいが気がつかなかった。 もう一回観に行かないといけないかもしれない。500円で買ったチケットがあと一枚残っている。


12月18日

〜ただのつぶやき日記〜
今日は某所で忘年会だった。社会性がアリよりも劣る僕だが、食い物目当てで参加する。
欠席しても親睦会の掛け金は返ってこないし。

マグロの解体ショーのあと、とろ握り寿司が配られた。なぜか僕のところだけ2皿目を持ってきてくれた。
うまそうに一人で食べ、同テーブルの人の顰蹙を買う。ひとりっこは分けあうということを知らないらしい。
その後ビンゴゲームがあり、めずらしいことに2等賞の8千円分VISAギフトカードが当たった。
帰宅後同居人にあげるとたいそう喜んでくれた。
食べ放題だったローストビーフを食い過ぎ、体重は確実に1kgは増えているだろうな。土日で絞らないといけない。


12月14日

パノラマ写真の研究を相変わらずやっている。
まずGoogleEarthとの連携だけど、こちら に登録して待てばそのうち掲載されるだろう。
どうでもいいけどこのサイト、台湾では1000ほどの写真がupされてるけど、九州はひとつだけっていうのが悲しい。

コンデジに魚眼コンバーター(amazonで7k円)をくっつけて手持ちで撮影し、それをつなげるってこともやってる。
ポルトヨーロッパ
龍門山山頂

19インチのモニターでは荒さが目立つ。画素数は問題ないが、7k円のレンズが足を引っ張ってる感じだ。これじゃストリートビューに負けちゃってる。


11月21日

紅葉の高野山に行ってきた。
極楽橋駅まで電車で行き、そこからケーブルカーに乗らずに徒歩で高野山に登る。
よく整備された道だがあまり知られていないのはケーブルカーの収益が落ちるからかもしれない。高野山上は観光客が多い。
あんぷを買って刈萱堂まで行って帰ってきた。

高野山というと、山上から強力な電波(「デムパ」じゃなくてホンモノの電磁波)を出していた方がいた。
JH3GAH、後藤さんというお坊さんだった。
その後無線連盟の幹事や高野町長として活躍されていたのだが、今年の春頃から体調を崩し、先日お亡くなりになったらしい。

高野町の人口減少はとても深刻で、今年の国勢調査ではおそらく三千人台になっているだろう。
観光にはとてもいいんだけど、住むとなると困ることも多いだろうな。

超高解像度一枚岩パノラマをupしました。 元は22000×8865ピクセルの画像です。


11月6日

また安物コンパクトデジカメを更新した。
6千円→8千円→12千円と価格が上がる分良くなっていく気がする。
今度のはCOOLPIXのS6000というヤツだ。

このカメラにはパノラマアシストという機能がついている。簡単な機能なんだけど何枚か撮るときに露出が固定されるのはいい。
画角約180度の写真を手持ちで撮影してみた。どちらも5枚の写真を合成している。
ぐるっと回らないけどまあいいか。手持ちの手軽さはとてもいいものだ。

滝ノ拝180度

円月島180度


10月30日

オオサンショウウオの観察に出かけることにした。
場所は古座川支流の平井川。地元の人に聞くと、「サンショウウオ? いっぱいいてるわ」ということだった。
ここのオオサンショウウオは、昭和30年代に飼っていた人のいけすから逃げ出したモノが繁殖しているとのことだ。
出来たら掴んでなでなでしてそっと返したい。これぐらいなら特別天然記念物の捕獲にあたらないだろう。

暗くなるのを待って、懐中電灯を照らしながら川岸を歩くとすぐにいた。体長60cmぐらいだった。
何枚か写真を撮ったけど全然写っていない。唯一撮影できたのがこれだけで、左下に胴体の一部が写っている。

うわさによると噛まれるらしいので手を伸ばす勇気はなかった。野生の実物はかなりグロテスクな生き物だった。


10月29日

山奥へ行ったときの連絡用にドコモの携帯を調達した。初期費用0円で、毎月1000円そこそこで維持できるのでまあいいだろう。

さて、急に鯨を食べたくなった。太地町に行けばなんとかなるだろうと思い出かける。
同じ和歌山なのに結構遠い。二百数十キロ走らないと行けない。
着くと、わかりやすく入りやすい店に「鯨丼」が800円と表示されてあった。

味はまあまあ美味しかった。ごちそうさま。

さてこれだけじゃなんなので、太地へ観光に来ているらしいエイリアンを見に行くことにする。
これもものすごくわかりやすく、クジラの博物館をすぎて少し行ったところにいた。



非常におっかない連中だ。危険な香りがぷんぷんする。
それをまた監視するのに、地元漁協数名と海上保安庁のヒト、県警公安数名がいる。

まあ南国なので緊張感はなく、地球に降りてきた宇宙人の様子を遠巻きに監視している。
さてエイリアンたちはどこで宿泊しているんだろうかと検索するとすぐに出てきた。太地町内にあるユースホステルらしい。
いかにもそれっぽすぎる話である。


10月4日

数年前、親類の結婚式に出席したときのこと。来賓代表の県会議員のあいさつで、「わたくしは、川嶋家(秋篠宮妃実家)とも遠縁にあたり・・」などと言っていた。まあいいだろう。

さてノーベル賞のシーズンである。今年、化学賞候補とうわさされている某先生の授業(分析化学U)を20年以上前に受けたことがある気がする。もしめでたくノーベル賞が取れたら、「僕は、ノーベル化学賞を受賞された北川先生から直々に教えをうけ・・」とどこかでスピーチしよう。

〜なんでも実験・でぶが20kg痩せる〜
さて去年の8月の終わり、和歌山南部の最高峰、大塔山に登るという企画があったのだが途中リタイヤした。 原因は90kg以上あった体重だ。
さて70kgそこそこに落とした今年、無事大塔山山頂まで登れるか実験してみた。

さて、大塔橋の登り口からぼちぼち歩いていく。


何回か沢渡りをすると植魚の滝やハリオの滝が出迎えてくれる。



そのあとは植林地帯をひたすら登る。去年はここの途中でリタイヤしたが今年は余裕だ。


これを乗り切るとブナの原生林と出会える。


で、無事頂上に着く。1122mというのは憶えやすい。



頂上付近は10年ほど前、熊野体験博覧会のときに展望を良くするためにブナの木を切り倒したので見晴らしがいい。
養生のためフェンスが張ってあるのがじゃまだけど。
和歌山南部の低緯度にもかかわらず、ブナはぎりぎりのところで林をつくっていたんだけど、一部切り倒したら他にも影響が出るというのがイメージできなかったようだ。

20kg減量の効果は大きかった。このままあと500mぐらい登っても大丈夫という感じだった。
しかし和歌山南部でauの携帯は繋がらない。これから登るという連絡すら出来なかったのは困ったことだ。