96年の実験


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ニッカド電池をよみがえらせる。(1/7)

 長く放置したニッカド電池(単3型)を久しぶりに充電することにした。6本直列につなぎ0.1Aで10時間通電したが、うち2本が全く充電できていない。電圧はどちらも0Vだ。
 仮死状態のニッカドは捨てるかショック療法しかない。そこらへんにあったスイッチング電源(12V-2A)を引っぱり出し、ニッカドにひとつずつ約5秒間電気ショックを与えた。電源はうなっていたのでたぶん3Aぐらい流れたであろうか。
 直後に電圧を測るとどちらも1.2Vになっており、そのあとフル充電して本日の作業は終了した。



6ヶ月利くワックス?(1/3)

 6ヶ月利くワックス「激コート」というのが目に入り、カーケミカルおたくな僕は1480円で購入。10月23日、車検前のパルサーにワックスをかけた。粘土クリーナーで鉄粉を除去し、マイクロコンパウンドでならしてから2度掛けする念の入れようであった。さてどうなることやら。
     (青空駐車、手洗いの水洗い数回が過ぎて)
 暮れも押し迫った12月30日、ワックス成分は全くボンネット上から消えていた。
もうバチモンのカーケミカルはたくさんだ。チュービックスの方がよっぽど良心的だ。艶はいいし、何しろ耐久性についてはひとこともかかれていない。



MD2300Jのインプレ(12/23)

 さて暮れも押し迫った12月23日、ついに大枚はたいてプリンターを導入。
僕はあんまり文章を打ち出すことはないので現時点でベストの性能(買える範囲)であるアルプス電気のMD2300Jをニノミヤ和歌山店で購入した。
ドライバーのインストールなんかは特に迷うことなく、いつも使ってる画像ソフト(SUPER KID95)とも相性がよろしい。
 画質面は、特にインクジェットにありがちな淡い部分のぶつぶつが全くなくよいが、山の遠景などは少しリボンのムラが出た。プリント速度はA4フルカラーで12分ぐらい。
まあプリンターの性能よりも画像ソースの画質に注意を払うべきレベルの問題であろう。
特に天体写真なんかを電子暗室処理してプリントアウトするならこれしかないと思う。平成の世のプリンターと画像ソフトの便利さにあらためて時代の流れを感じた。



超ガラコのききめは?

 リキッドワイパーの市場を二分するsuper rainXとガラコ。10年ほど前からよく見るようになったけど耐久性が弱く、ワイパーで掻くと1ヶ月ももたず面倒になりいつの間にか使わなくなる代物であった。そのガラコの新製品で「超ガラコ」が発売された。(購入価格1980円)
 能書きによると6ヶ月ぐらい性能を維持できるがまあ3ヶ月に一回ぐらいやったらいいということだ。早速フロントガラスに塗りたくる。スポンジがついているのでレインXよりもずいぶん手間が省ける。
 さて雨が降った。どうもいまいち雨水の飛びが悪い。50km/hでノンワイパーは苦しく、やはりレインXのほうが元祖だけあって性能はよろしいようで。耐久性も思った程なく2回の雨でだめになった。もう一度コンパウンドでガラスを磨いてから使ってみたいと思うが、まあ大したことないだろう。

 (後注)きっちり塗ると耐久性はなかなかよく、1ヶ月は大丈夫。
   雨を飛ばす性能はやはりいまいちであるが。 



マイクロロンは本当に効き目があるか

効能

エンジンオイルに混ぜると摺動部にテフロン皮膜を形成し、エンジンの耐久性が著しく上昇する。

実験 

走行4万キロのバイク(CB750F)に注入した。効き目はよくわからないが、気筒間の差がなくなったようでキャブの同調がとれた。このまま10万キロまでエンジンが保てば大いに効き目があるということで。



4輪ホイールアライメントの効果

効能

コックピットでやっているなにやら特殊な測定器を使ってのホイールアライメントの完全調整。直進安定性が抜群によくなる。

実験

今回はパルサーが登場した。一応町工場でトーインは調節してあり、車検は余裕でクリアできるレベル。しかし120km/hを越えるとハンドルがふるえ、とてもそれ以上出す気にはなれない。そこでだまされたつもりでコックピットという全国チェーンのカー用品店で調整を依頼した。なにやら高そうな機械で約1時間ほどごちゃごちゃとしてから修理担当者が試乗して2万円也。
効果は宣伝文句通り劇的で、150km/h出しても安定した走行性能を示した。



カーステが壊れた

 我が家のフェスティバは以前からカーステの片方のスピーカーが鳴らない「カーモノラル」状態であった。これをなんとかしようというのが、今回の実験(ただの修理ともいう)である。しろうと考えでは「スピーカーが壊れた」となるが、仮にも電話級アマチュア無線技師の僕である。おそらく接続端子の接触不良、さもなければパワーモジュールが飛んだと推測をたてた。
 カーステの裏を見るが特に接触不良個所はないようで、まあ念のためスピーカーを調べることにした。「ガリッという音がして数オームを示せばよい」という中学校技術の教科書を思い出し、テスターを当てるとなんの反応もなく抵抗は数百オームだった。またスピーカー入力端子にはきちんとAF出力がきていた。(これはAC10Vレンジでわかる)当然ながら交換したスピーカーからはHi-Fi音(犬の置物がでてきそうな表現)が流れてきた。


教訓 音がでないときはまずスピーカーを疑え。