クルマの名義変更

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日本のクルマ、名義変更(移転登録)は車検よりはるかにめんどくさい。
これはその昔、自動車が土地と同じ不動産の扱いになったのが原因らしい。そのことが個人間売買のさまたげになっている。

まず必要なもの(自分名義にする場合)

車検証
相手の印鑑証明(3ヶ月以内)
委任状、譲渡証明書(相手の実印押印必要)
相手の住民票(車検証と印鑑証明の住所が違う場合のみで引っ越し一回の場合)
自賠責、自動車税納税証明(名変時に入らない)
車庫証明(こちらは1ヶ月有効)

これだけあればあとは自分の実印と印鑑証明を持っていけばなんとかなる。しっかりしたプラスのドライバーも必要。

とりあえず書類売り場に行っておばちゃんから書類を買う。2号シートなるものがいるとおもう。
古いナンバーもはずしておく。封印の解き方はドライバーを強引にぶち込んで穴を開け、封印ごと回してナンバーを取る。



必要な書類がそろってるか陸運支局の窓口で見てもらう。窓口の方も客が業者ばかりだとルーチンワークになるので、できそこない書類を持ってくるオーナー客を歓迎して親切に教えてくれる。まずナンバーを返しに行くようにとのこと。



もう一度戻って書類を出し、不備がないと新しい車検証もどきをもらえる。次は都道府県税事務所(同じ敷地内)にいって、取得税やら自動車税を納めると車検証に化ける。

最後にナンバーをもらいクルマのほうにいくと係員が後を付けてくる。怪しくはない、車体番号確認と封印作業が残っているのだ。どなたかも書かれていたが彼らはプロである。僕が10分考えたボンネットを10秒で開け、おもむろにカーペットをめくり一発で車体番号を見つけだす。ナンバーは自分でネジ止めして最後に封印してもらい、おしまい。

  費用は車庫証明の3000円ぐらいとナンバー代1500円ぐらい。月割りの自動車税に新しいクルマなら取得税も必要。