エアコンの話(その2)

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1998年6月下旬、機嫌よくエアコン風量最強で走っているとぷつんと風が止まってしまった。
ヒューズは切れていないようだし、どこか故障したのだろう。10年前の走行10万キロ弱のクルマだしね。
近所の修理工場で見てもらったところ、エバポレーターから室内に風を送るファンモーターが焼き付いている。手で回しても堅く、軸受けベアリングがいかれているのだろう。おまけにサーモスイッチのセンサー部も折れている。




数日後部品が入ったと連絡あり。出来れば一日預けて欲しいとのことで入院する。部品代はファンモーター29200円、サーモスイッチ8800円。工賃込みで約6万円で修理完了。まあこんなものかな。



梅雨も明け恐ろしく暑い日、果たしてエアコンは効くかっていう実験を行った。
午後2時、気温はご覧の通り。




炎天下においてあるクルマの室内温度は50度以上だろう。窓を開けエアコン全開で出発した。


家を出て一つ目の信号、このとき室温はご覧の通り。そろそろ窓を閉めることにする。

   


約50分走ったが相変わらず暑い。室内はご覧の通り。湿度が低くなってるので死ぬようなことはない。



この後、木陰に停めてドアを開けっ放して昼寝をした。室温は32度まで低下。この状態からエアコンをかけて走り出すと家に着くまで30度程度で安定する。


結果:炎天下で暑くなった室内を冷やす能力は930(〜89年)のエアコンにはない。
   ただし真夏でも日陰においてある状態からスタートさせると快適とはいえないがそこそこに過ごせる。