1987年製、スズキキャリーの車検

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さて今回は昭和62年のスズキキャリー、いわゆる軽トラの中で一番メジャーなもの。
ほとんどすべてが使役に使われ、またあまりメンテナンスされないので重大な故障の頻度も高い。
しかしリビルト部品が充実しているので、たとえクランクが折れピストンが粉々になっても
「エンジン載せ換え工賃込み約10万円」で済んでしまう。


軽自動車の車検は「軽自動車検査協会」が担当している。場所も陸運支局と違う。
ローカル情報だが和歌山のココは和歌山港南海フェリー切符売り場よりさらに南進し、
キグナスのGSを右折して海のほうへ行き、つきあたりを左折すぐのところ。




あらかじめ用意するものは

1.軽自動車税納税証明書
2.新旧の自賠責証明書
3.車検証
4.定期点検整備記録簿


まず受付で重量税と検査手数料を支払い、予約の確認をしてからラインに並ぶ。



検査ラインは全自動式、4輪をテスターに載せ、ブレーキ、スピードメーターなどを次々にチェックする。
そのあとヘッドライト、排ガス検査を終え最後に人間(僕)が乗ったままリフトで空中へ上げられる。
下回りやら指示器、ホーンを終えると車検は終了。古い車検書にハンコをついてステッカーをもらいハイさようなら。
普通車のように再び事務所で新しい車検書をもらう手間がない。




無事車検を終えた軽トラ


軽自動車の車検で感じたこと。(和歌山)
係員は陸運支局より親切。名義変更などで本人が多く訪れるせいか、いい意味で素人慣れしている。
建物も小ぶりで仰々しくないので初めてでも気軽にいけるかな。

費用
自賠責保険(24ヶ月) 20300円
重量税          8800円
検査手数料        1400円
合計          30500円